中国のミイラから発見された世界最古のチーズ...

中国のミイラから発見された世界最古のチーズ...

何世紀も熟成されたチーズ

見つかったチーズは紀元前1615年頃のもの。チーズは一般的にカビが発生するのが早いことで知られているため、これほどまでに保存状態が良いというのは驚きです。
これは、空気も砂も光でさえ通り抜けることができないよう牛の皮で頑丈に覆われたミイラだからこそなし得た、特殊技術のおかげとも言えるでしょう。

3600年前のチーズとはなんとも驚きですが、故人が死後の世界で食べるように、とミイラ内にチーズが入れられたと考えられています。

 

完璧な状態で発見されたミイラ

ミイラが発見された墓地は、ウイグル地区近くの広大な砂丘の上に建てられました。かつては青銅器時代の何百もの謎に満ちたミイラが木の棺に埋葬され、牛革で包まれていました。
遺跡が空気、水、砂にさらされることなく完璧な状態で保存されていたのは、おそらくこれらの建築物のおかげでしょう。研究者によると、真空に近い環境でミイラを保存できたため、腐敗を防ぎこれほどまでに良い状態で後世に残されたようです。

毛織物や穀物のみならず髪の毛や皮膚も原型をとどめていたというから驚きです。問題になった胸に置かれた食べ物のタンパク質を分析した結果、バターでも牛乳でもないことが判明しました。

 

あの世でも食べたいもの=チーズ?

先日発表された考古学雑誌に掲載された分析結果によると、ミイラから見つかった食べ物は、ケフィア発酵に匹敵する方法で作られたチーズであることが判明しました。この技術は、現在でも乳製品を製造する際に使用されています。
ケフィア発酵の原理は、ケフィア粒として知られる微生物のアマルガムを牛乳に添加することで発酵が進むというもの。発酵が完了すると、ペースト状のチーズが出来上がり、まるでフレッシュチーズのよう。

このタイプのチーズは、消化が良く、製造が比較的簡単なので、何世紀も前から重宝されてきました。考古学者によると、死後の世界で食べるのに困らないように、と頭の近くに置いて死者を送り出したようです。私たちのご先祖様もグルメなチーズ好きだったのかもしれませんね。

 

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