Présentation- デリス・デ・クレミエについて
デリス・デ・クレミエ(Délice des Crémiers)は、牛乳にクリームを加えて作られる、非常にリッチでなめらかな白カビチーズです。名前のとおり「クリーマーの喜び」と呼ばれるほど、その口どけは格別。木箱の中で熟成されることで、中心から外側に向かって少しずつやわらかくなり、食べ頃にはとろりと流れるような質感に変化します。
ひと口含むと、ミルクの甘みとコクが広がり、後味にはほんのりとした酸味とスパイシーさ。スプーンですくいたくなるほどのクリーミーさで、パンに塗るだけでも贅沢な一皿になります。
Histoire- デリス・デ・クレミエの歴史
デリス・デ・クレミエは比較的新しいタイプのチーズで、伝統的な白カビチーズの製法にクリームを加えることで、よりなめらかでコクのある味わいを追求して生まれました。フランス・ブルゴーニュ地方の熟練チーズ職人によって開発され、現代の嗜好に合った“贅沢で食べやすいチーズ”として広まりました。
木箱に入れたまま熟成を進めるスタイルも特徴のひとつで、時間とともに食感や風味が変化していく楽しさがあります。若いうちはさっぱりと、熟成が進むとよりクリーミーに。食べるタイミングによって表情が変わる、今らしい魅力を持つチーズです。
Région-デリス・デ・クレミエの生産地域
このチーズが作られるブルゴーニュ地方は、フランス屈指の美食の地。なだらかな丘陵にブドウ畑が広がり、世界的に有名なワインの産地として知られています。同時に酪農も盛んで、ミルクやクリームをたっぷり使った料理が日常的に楽しまれています。
この地域では、チーズは単なる前菜ではなく、食事の流れの中で大切な役割を持つ存在。パンと一緒にゆっくり味わい、ワインとともに楽しむのが基本です。木箱に入ったチーズをそのままテーブルに出し、少しずつすくいながら食べるスタイルも親しまれています。デリス・デ・クレミエの濃厚さは、こうした豊かな食文化の中で生まれました。
Accord Vin et Fromage - 合わせるのにオススメなワイン
デリス・デ・クレミエには、爽やかな酸を持つ白ワインやスパークリングワインがよく合います。特にシャンパーニュは、チーズの濃厚なコクを軽やかに引き締め、口の中を心地よくリセットしてくれる理想的な組み合わせです。
また、ブルゴーニュのシャルドネもおすすめ。やわらかな果実味と酸味が、チーズのクリーミーさと美しく調和します。しっかり熟成が進んだ状態なら、軽めの赤ワインを合わせても◎。シンプルにパンと合わせて、ワインとゆっくり楽しみたいチーズです。

