Le vigneron – 生産者情報
アンドレ・ボノムは、ブルゴーニュ地方で自然派ワイン造りに取り組む熟練のドメーヌです。マコネ地区に拠点を置き、長年にわたり土地を尊重しながらワインを作り続けています。彼らは小規模な生産を守りつつ、果実味とテロワールの表現を重視したワイン造りを行っており、「ヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)」表記が示すように、樹齢の高い選りすぐりのシャルドネを使用しています。
Description – 味わい・ブドウについて
この「マコン・ヴィラージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」は、樹齢55〜65年の古木シャルドネが主体で、白い花、白桃、洋梨、柑橘のアロマが繊細に立ち上がります。味わいはフレッシュでクリスプ、酸味とミネラルがしっかりと感じられ、果実味には優しさと深みが同居しています。清らかでしなやかな中に、果実の芯を感じさせるピュアな仕上がりが印象的です。新樽使用はせず、ステンレスタンクで10〜12ヶ月熟成することで、ブドウそのものの個性が前面に出るように仕立てられています。
Région – 生産地について
このワインは、ブルゴーニュ地方の南部、マコン地方 (Mâconnais) に位置する「マコン・ヴィラージュ」格付けの産地から生まれています。標高230〜250メートルの丘陵に広がる区画(Vire村、L’Elit、Le Saugey、Chailloux、Pommerate)では、赤土と白土の混じる粘土性土壌がブドウに複雑さと骨格を与えています。東向き斜面の区画で育てられたシャルドネは、昼夜の寒暖差を活かしてゆっくり熟成し、味わいにバランスと明快さをもたらします。
Dégustation avec Fromage – チーズとの相性
このワインの清らかな酸と果実味、ミネラル感は、次のようなチーズと相性が抜群です:
– 熟成の軽めなコンテやグリュイエール:ナッツ系の旨味がワインと響き合います
– 白カビ系チーズ(ブリー、カマンベールなど):クリーミーな質感と果実味が調和
– 熟成ヤギ乳チーズ:ワインの酸味と調和し、すっきりとした余韻を引き出します

