Le vigneron - 生産者情報
コンフィアンサは、アグヤーナ村出身の若きワインメーカー、サルヴァドールによって生み出された自信作です。サルヴァドールは、有名なワイン産地ペネデスでぶどう栽培を続けてきた家族から独立し、土地と土着品種への深い敬意を持ってワイン造りに取り組んでいます。特に絶滅の危機に瀕しているカリニャン・ブランコとカリニャン・グリの復活に情熱を注ぎ、その土地の遺産としてのブドウ品種の重要性を信じています。自らを精神的にも支える山々と自然の中で、ビオディナミ農法に基づく栽培を行う彼のワインは、時間をかけて楽しむべき芸術作品です。
Description - ワインの味わい、ブドウについて
コンフィアンサは、ガルナッチャ・ネグレとカリニャンを使用したワインで、一部のブドウは低温でのスキン・コンタクト・マセラシオン、一部は直接圧搾され、更には全房で1日醸し期間を設け、ステンレスタンクで4ヶ月シュール・リー熟成させます。この手法により、デリケートなチェリーの香りとスモモの甘酸っぱさが引き出され、ミネラル感とともに深く奥行きのある味わいに仕上がっています。生き生きとした酸は余韻に長く、非常に印象的です。
Région - 生産地について
サルヴァドールのワイン造りの場は、フランス国境からわずか100kmの地点にある山岳地帯、アグヤーナ村です。この地域は、乾燥した風であるトラモンターニュが強く吹き、年間を通して湿度が高い特徴があります。そうした気候条件は、ぶどうの自然な酸のレベルを上げ、フレッシュなワインを生み出すのに最適な環境を提供してくれます。サルヴァドールはこの土地の特性を深く理解し、それを最大限に活かしたワイン造りを行っています。
Dégustation avec Fromage - チーズとのペアリング
コンフィアンサの繊細でフルーティーな味わいは、チーズを添えて楽しむと更に引き立ちます。特に、クリーミーなブリー・ド・モー、やや塩味が効いたブルーチーズ、またはナッツのような風味を持つエイジド・ゴーダチーズとのペアリングがおすすめです。ワインの生き生きとした酸味とチーズの濃厚な旨味が絶妙にマッチし、互いの味わいをより一層引き立てるでしょう。