Présentation - このチーズについて
トム・ド・ブルビ・コセナール(Tomme de Brebis Caussenard)はフランス・アヴェロンにて、ブルーの王様と呼ばれるロックフォールと同じラコーヌ種の羊のミルクで作る羊乳チーズのトム。若めの熟成のため、程よい塩気とヘーゼルナッツの繊細な香り、優しくまろやかな羊乳の甘み、しなやかな食感を楽しめる一品。熟成期間が短いものは身が白く柔らかいクリーミーな味わいですが、熟成が進むにつれて美しい象牙色になり、羊乳ならではなのコクと旨味が感じられより豊かな味わいを楽しむことができます。溶かしても美味しく、特徴的な四角い形をそのままスライスしてちょっと贅沢なチーズトーストしたり、この冬最後のラクレットにいつもとちょっと違う羊乳チーズを取り入れていただくのにもぴったり。
Histoire - このチーズの歴史
1890年以来ロックフォールを専門に生産してきたヴェルニエールチーズ工房は、ロックフォールの生産期間外にも生産を継続するために地元で生産される高品質な羊乳を用いてトム・ド・ブルビ・コセナールの製造を始めました。ヴェルニエールは羊乳の自然な特徴を保つために、加熱処理したミルク(軽く加熱するが無殺菌)を使用するなど、伝統的なチーズ製造技術を用いてこのチーズの生産を行っています。
Région - このチーズの生産地域
トム・ド・ブルビ・コセナールは、オクシタニー地方アヴェロン県にあるロックフォールを専門に生産するチーズ工房、ヴェルニエール(Vernières)によって作られています。この地域は、土壌や気候がチーズの製造に適した環境で、羊の飼育が盛んであり、地元の羊乳がチーズ作りに使用されます。
Accord Vin et Fromage - 合わせるのにオススメなワイン
ロワール地方のシャブリなどの白ワインは、フレッシュで果実味があり、トム・ド・ブルビス・コセナールのクリーミーさと相性が良いです。ピノ・ノワールなどの軽やかでフルーティーな味わいの赤ワインもトム・ド・ブルビス・コセナールの風味を引き立てます。