生産者情報 - Le vigneron
ボージョレの新世代を代表する若手生産者、ジュスタン・デュトレーヴ。ボージョレの名門「ドメーヌ・ド・ラ・グランクール」のジャン=ルイ・デュトレーヴを父に持ち、幼少期からワイン造りに親しんできました。アメリカやオーストラリアでの研修を経て、25歳の若さで自身のドメーヌを設立。ビオロジック農法にこだわり、除草剤・殺虫剤を一切使わず、自然と共生する持続可能な栽培を実践しています。フルーリー村やボージョレ・ヴィラージュに所有・借地の畑を持ち、繊細でピュアなワインを生み出しています。
ワインの味わい・醸造について - Description
「レ・ビュラン」は、選び抜かれたガメイ種100%の葡萄から造られた赤ワイン。ブドウはすべて手摘みで収穫され、発酵前に冷却。セミ・マセラシオン・カルボニック(半炭酸ガス浸漬法)を約11日間行った後、やさしくプレスされます。95%はステンレスタンクで、5%は古樽で6ヶ月熟成。無清澄・無濾過で瓶詰めされます。淡いルビー色の外観、チェリーやスミレを思わせる華やかな香り。ドライフルーツのようなコクと、透明感のあるミネラル感が魅力のワインです。
生産地について - Région
「レ・ビュラン」は、フランス・ブルゴーニュ地方の最南端、ボージョレ地区の中でも特に評価の高いフルーリー村の畑で造られます。土壌は主に花崗岩や沖積層で構成され、標高250〜400mの斜面に位置する畑は、ガメイに理想的な条件を備えています。ジュスタンはこの地のテロワールを尊重しながらも、ナチュラルで個性豊かなワイン造りを追求しています。
チーズとのペアリング - Dégustation avec Fromage
「レ・ビュラン」は、フレッシュな赤い果実とフローラルな香り、そして繊細なタンニンが特徴のワイン。クリーミーなブリーやカマンベールなど白カビタイプのチーズとの相性は抜群で、チーズの濃厚な旨味を引き立てつつ、ワインのエレガンスを際立たせます。アペリティフとしてはもちろん、赤身魚や塩味の効いた和食とも好相性。チーズプレートのお供に、ぜひお試しください。