Présentation- 「ジルダ」について
ジルダは、ポルトガル・バイラーダでティアゴ・テレスが手がける赤ワインです。使用するブドウは、カステラン35%、メルロー35%、ティンタ・バロッカ30%。土着品種の栽培が盛んなポルトガルにおいて、メルローをブレンドして造られる少し珍しい一本です。
ブドウは、石灰質と粘土質が混ざり合う土壌で育つ平均樹齢約25年の樹から収穫。畑では除草剤や農薬などの化学薬品に頼らず栽培され、収穫も手作業で行われています。破砕したブドウは野生酵母によって自然発酵し、その後、使用済みのフレンチオーク樽で11か月熟成。できる限り人為的な介入を抑え、ブドウと土地の個性を生かしたナチュラルな造りです。
香りには熟したチェリーやラズベリーなどの果実に、ほのかなスパイスや樽由来のニュアンス。口に含むと、ジューシーな果実味と美しく伸びる酸が広がり、赤ワインらしい旨みがありながらも重たすぎない、軽やかでバランスのよい味わいです。滑らかな口当たりと生き生きとした余韻があり、自然派ワインらしい素直な果実の魅力を楽しめます。
Histoire- 「ティアゴ・テレス」の歴史
ティアゴ・テレスは、ワイン生産者の家系に生まれた造り手ではありません。もともとはワインライターとして活動し、ポルトガル各地のワイン産地や生産者を訪ねながら、国内のブドウ畑への理解を深めてきました。
さまざまな土地とワインに触れる中で、自らワインを造る道へ。2012年、家族にゆかりのあるバイラーダで自身のワイン造りをスタートしました。目指しているのは、醸造技術によって味をつくり込むのではなく、畑やブドウが持つ個性をできるだけ自然な形でワインに表現することです。
畑ではオーガニックなアプローチを取り入れ、醸造では野生酵母による自然発酵を採用。必要以上の添加や介入を避けながら、バイラーダ特有の美しい酸と大西洋の影響を感じさせるフレッシュさを大切にしています。ジルダにも、果実の親しみやすさとエレガントな酸を両立した、ティアゴ・テレスらしいスタイルが表れています。
Région- 「ジルダ」の生産地域
ジルダの生産地は、ポルトガル中部に位置するバイラーダ。大西洋に近く、海から吹く風の影響を強く受けるワイン産地です。海洋性の気候によってブドウの成熟がゆっくりと進み、果実味を保ちながら、美しく生き生きとした酸を持つブドウが育ちます。
畑の土壌は石灰質と粘土質が主体。石灰質由来のミネラル感とフレッシュさに、粘土質土壌から生まれる果実の厚みが重なり、ジルダの軽やかさと奥行きを支えています。
ポルトガルでは土着品種を中心としたワイン造りが盛んですが、ジルダではそれらとメルローを組み合わせています。熟した果実のふくよかさに、大西洋沿岸らしいきれいな酸とフレッシュさが加わることで、凝縮感がありながら飲み疲れしにくい、バランスのよい赤ワインに仕上がっています。
Accord Vin et Fromage - 合わせるのにオススメなチーズ
ジルダには、ジューシーな赤い果実の風味と美しい酸、ほのかなスパイスや樽のニュアンスを生かして、旨みをしっかりと感じるセミハードやハードタイプのチーズを合わせるのがおすすめです。
たとえば、ミモレットのようなコクのあるハードチーズ。熟成によって生まれるナッツのような香ばしさや旨みに、ジルダのチェリーやラズベリーを思わせる果実味が重なります。ワインのフレッシュな酸がチーズの濃厚さをほどよく引き締め、互いの余韻を心地よく伸ばしてくれる組み合わせです。
また、ラクレットのようなミルキーで旨みのあるチーズとも好相性です。まろやかなミルクのコクをジルダのジューシーな果実味が包み込み、ほのかなスパイスのニュアンスがチーズの風味にアクセントを添えます。赤ワインでありながら重すぎないため、溶かしたラクレットと合わせてもバランスよく楽しめます。
エルワンおすすめのチーズペアリング
ティアゴ・テレス/ジルダ 2023
ポルトガル・バイラーダから生まれる、果実味あふれるナチュラル・レッド。
熟した果実の豊かな風味に、ほのかなスパイスや樽由来のニュアンスが重なります。
凝縮感がありながら重すぎず、滑らかな口当たりと美しい酸、心地よい余韻が楽しめる一本です。
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長期熟成によるキャラメルやナッツ、旨味豊かな風味と、ジルダの果実味やほのかなスパイス感が見事に調和します。
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