Eruption 2022

エリュプシオン 2022

蔵元: ドメーヌ デ トルイエール / DOMAINE DES TROUILLERES ワイン名 : エリュプシオン / Eruption 産地:フランス、 オーヴェルニュ  カテゴリ: 赤 ブドウ🍇:ガメイ
¥4,800
税込

Le Vigneron|「エリュプシオン 2022」の生産者情報

 

ドメーヌ・デ・トルイエールは、フランス中南部オーヴェルニュ地方に拠点を構える家族経営の小さなドメーヌ。火山性土壌という個性的なテロワールを背景に、近年注目を集めるこの産地の中でも、特に自然な造りと高い完成度で評価を高めています。

現在ドメーヌを運営するのは、カミーユとミカエルの若き夫妻。2017年より、標高380〜500mに広がる約5.8haの畑を管理し、シャルドネ、ピノ・ノワール、ガメイを中心に栽培しています。畑の半分は火山活動の影響を受けた崩積層岩や玄武岩の土壌、残りは粘土石灰質。二つの異なるテロワールが、ワインに明確な個性と奥行きを与えています。

創業当初から無農薬栽培を実践し、現在ではビオディナミ農法の認証も取得。収穫はすべて手摘みで行い、セラーでは自然酵母による発酵、無清澄・無濾過を基本とする極めてナチュラルな醸造を貫いています。SO₂の使用も極力控え、可能な限り無添加。土地とブドウが本来持つエネルギーを、そのままボトルに封じ込める姿勢が一貫しています。

醸造を担うミカエルは、1989年パリ生まれ。幼少期をタヒチやニューカレドニアで過ごし、18歳でフランスに帰国後、ボルドーで醸造学を学びます。学生時代にはロワールのナチュラルワインの名門「Les Vins Contes」で研修し、さらにチリやアルゼンチンなど海外でも収穫に携わり、実践的な経験を積んできました。

一方、パートナーのカミーユはリブルヌ出身。大学で歴史を学び、トゥールーズ大学院で研究を重ねた後、二人は「一緒にワインを造る」という決断に至ります。ロワール、ボルドー、南米での経験を経て、2015年にオーヴェルニュへ移住。翌年、無農薬栽培の先駆者ジャン=ピエール・プラディエ氏と出会い、その畑とドメーヌを引き継ぐ形で現在のドメーヌ・デ・トルイエールが誕生しました。

火山活動によって生まれた堅牢なセラーには、自然の「穴」が数多く残り、温度と湿度が安定した理想的な熟成環境を形成しています。この土地ならではの環境と、二人の哲学が重なり合うことで、オーヴェルニュのテロワールを最も純粋な形で表現したワインが生み出されています。

過度に造り込まず、ただ土地とブドウに耳を澄ませる。
ドメーヌ・デ・トルイエールのワインは、若き生産者夫妻の歩みと、この火山の大地の記憶を静かに語りかける存在です。


Description|「エリュプシオン 2022」の味わい・ブドウについて

 

「エリュプシオン 2022」は、フランス中部オーヴェルニュ地方、火山活動によって形成された玄武岩質土壌のテロワールから生まれる、ガメイ100%の赤ワイン。ボージョレで知られるガメイの派生品種、ガメイ・ドーヴェルニュを使用し、この地域ならではの火山性ミネラルを鮮やかに表現しています。

グラスからは、ほのかにスモーキーなニュアンスに、凝縮感のあるブラックベリーやカシスなどの黒系果実、さらに黒胡椒を思わせるスパイシーなアロマ。味わいは軽やかでエアリーな印象ながら、繊細な骨格と芯のあるミネラル感が全体を支え、余韻には火山由来の奥行きと深みが静かに広がります。

収穫したブドウは全房のままセミ・カルボニック・マセラシオンを行い、自然酵母で発酵。SO₂無添加、無濾過・無清澄という極めてナチュラルな造りにより、果実の純度とテロワールの個性を損なうことなく表現しています。熟成は主にステンレスタンクで行われ、果実味のフレッシュさとミネラルの緊張感を保った仕上がりです。

生産者夫妻は創業当初からビオディナミ農法を実践し、現在では認証も取得。セラーでは細部にまで心を配りながらも、ワインへの過度な介入を避ける姿勢を貫いています。その結果生まれるのは、常にクリーンでピュア、そして土地の声をまっすぐに映し出す味わいです。

「エリュプシオン」という名前は、生産者ミカエルの父であり画家でもあるジャン・シャルル・イヴェール氏の作品『Eruption』に由来し、その絵画がラベルを飾ります。火山のエネルギーと芸術的感性が交差する、まさにこの土地と家族の物語を映した一本です。

 

Région|「エリュプシオン 2022」の生産地

 

フランス中部に位置するオーヴェルニュ地方は、火山活動によって形成された高原地帯。寒冷な気候と豊かな牧草地に恵まれ、古くから酪農と保存食文化を基盤とした、滋味深い食文化が育まれてきました。華やかな宮廷料理とは対照的に、日常に根ざした「土地の力をそのまま味わう料理」がこの地方の魅力です。

この地域を代表するのが、フランス屈指のチーズ文化。
サン・ネクテールブルー・ドーヴェルニュフルム・ダンベールカンタル、サレールなど、AOP認定チーズの宝庫として知られ、火山性土壌の牧草がもたらすミネラル感とコクのある乳質が、力強くもやさしい味わいを生み出しています。チーズは単なる食材ではなく、家庭の食卓からワインの相棒まで、日常に欠かせない存在です。

料理は素朴でボリューム感があり、寒さに耐えるための滋養を重視した郷土料理が中心。
ジャガイモとチーズを重ねて焼き上げる「トリュファード」や、溶かしたチーズを茹でたジャガイモに絡める「アリゴ」、キャベツと豚肉を煮込む「ポテ・オーヴェルニュ」など、素材の旨味を引き出すシンプルな調理法が主流です。ここでは、料理は技巧よりも「満たすこと」「温めること」が何より大切にされてきました。

肉料理もまた、地域色の強い存在です。豚肉の保存文化が発達し、ジャンボン・ドーヴェルニュや各種ソーセージ、パテなどのシャルキュトリーが豊富。燻製や塩漬けによる保存技術は、火山地帯の厳しい冬を越えるための知恵でもあり、ワインとの相性にも優れています。

こうした食文化の中で親しまれてきたワインは、決して主役ではなく、食卓に自然と寄り添う存在。
オーヴェルニュのワインは軽やかで酸を備え、チーズや芋料理、豚肉料理の脂をやさしく流し、会話の流れを妨げないスタイルが好まれてきました。火山性土壌由来のミネラルとスモーキーなニュアンスは、この地方のチーズや燻製文化と、驚くほど自然に調和します。

 

Accord avec le Fromage|チーズとのペアリング

 

火山性テロワール由来のスモーキーなニュアンスと、軽やかで繊細な果実味を持つ「エリュプシオン」は、ミルキーな旨味をたたえたチーズと抜群の相性を見せます。強すぎないボディと伸びやかな酸が、乳の甘みや熟成由来のコクをやさしく引き立て、後味をすっと軽やかに整えてくれます。

おすすめは、同じオーヴェルニュ地方を代表するチーズたち。

サン・ネクテールは、しっとりとした生地と穏やかなナッツ香が、ワインの黒系果実とミネラル感に寄り添い、土地同士の自然な調和を楽しめます。
カンタル(若め〜中熟)は、ミルキーさとほのかな塩味が果実味を引き立て、熟成が進むにつれてスパイス感との一体感が増していきます。
トム・フレッシュのやさしい乳の甘みは、ワインのエアリーな口当たりと好相性で、食前酒的な軽やかなペアリングにも最適です。
軽くスモークしたチーズは、ワインに含まれる自然なスモーキーさと響き合い、火山性テロワールの個性をより立体的に感じさせてくれます。

派手な組み合わせではなく、互いを引き立て合う静かなマリアージュ。
チーズの旨味とともに味わうことで、「エリュプシオン」が宿す火山の記憶と土地の物語が、より鮮やかに立ち上がります。

エルワンおすすめのチーズペアリング

ドメーヌ・デ・トルイエール / エリュプシオン 2022
瑞々しい赤い果実、やわらかな酸、火山性土壌由来のミネラル感。
タンニンは穏やかで、軽やかさの中に奥行きのあるナチュラルな赤ワイン。
チーズの熟成由来の旨味や塩味を包み込み、食事と自然に寄り添います。

 

サン・ネクテール・アフィネ

熟成による土やきのこのニュアンスに、エリュプシオンの果実味とミネラルが溶け合う、王道かつ美しいマリアージュ。


 

 

 

マオン・メノルカ

ほどよい塩味とナッツの香ばしさに、ガメイの赤い果実の酸が心地よいコントラストを生みます。


 

ラクレット・カレ・ハーブ

ハーブの香りを邪魔せず、とろけたチーズのコクを軽やかにまとめる、冬向きの赤ワインペアリング。

 

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