Présentation- 「ラクレット・カレ ハーブ」について
ラクレット・カレ ハーブ(Raclette Carrée Herbes)は、スイス・フリブール地方の豊かなミルクと、香り高い有機ハーブが出会って生まれた、個性豊かなラクレットチーズです。
正方形のユニークな形と、なめらかに溶ける生地、そして重なり合うハーブの香りが、このチーズならではの魅力をつくり出しています。
使用される牛乳は、グリュイエール地方の牧草で育った牛から搾られたもの。
コクがありながらも澄んだ味わいのミルクに、タイム、バジル、セージ、ローズマリー、タラゴンなど、ヴァレー地方で育った有機ハーブを独自にブレンドして練り込みます。
約90日間じっくりと熟成させることで、生地はしっとりとなめらかに、味わいは奥行きのある仕上がりに。
表皮はウォッシュタイプで、リンドごと楽しめるのも特徴です。溶かしても、カットしてそのままでも、ハーブの香りとミルクの旨味が心地よく広がります。
スイスの二つの地域の恵みをひとつにした、チーズ職人こだわりの一品。
食卓に、香りと彩りを添えてくれるラクレットです。
Histoire- 「ラクレット・カレ ハーブ」の歴史
スイスは、古くからチーズ造りが暮らしの中に根づいてきた土地。
なかでもフリブール地方は、豊かな牧草と澄んだ水に恵まれ、良質なミルクの産地として知られてきました。その恵みを生かし、代々受け継がれてきた技と知恵が、今日のラクレット文化を支えています。
ラクレット・カレ ハーブも、そうした伝統の流れの中で生まれた一品です。
グリュイエール地方のコク深いミルクと、ヴァレー地方で育つ香り高い有機ハーブ。ふたつの地域の恵みを組み合わせることで、これまでにない個性をもつラクレットが誕生しました。
試作を重ね、溶かしても、そのままでも美味しく楽しめるバランスにたどり着いたこのチーズは、職人の感覚と経験の結晶。
伝統に根ざしながら、新しい味わいを生み出す——そんなスイスのチーズ文化の今を映す存在です。
Région-「ラクレット・カレ ハーブ」の生産地域
スイス・フリブール地方の食文化は、フランス語圏とドイツ語圏の境界に位置する土地ならではの、多彩で奥行きのある世界を形づくっています。言語や文化の境目にあるこの地域では、両方の伝統が自然に溶け合い、素朴さと洗練をあわせ持つ独自の食のスタイルが育まれてきました。
なだらかな丘陵と豊かな牧草地に恵まれたフリブールは、酪農が暮らしの中心にあり、チーズ文化が食卓の核を成しています。グリュイエール地方で生まれるグリュイエールAOPをはじめ、ラクレットやヴァシュラン・フリブルジョワなど、溶かして楽しむチーズや保存性に優れたチーズが数多く造られてきました。山の労働と厳しい気候の中で、栄養価が高く、体を温める料理が発展してきた背景が感じられます。
料理は全体に滋味深く、素材の味を生かしたものが中心です。じゃがいもや玉ねぎ、キャベツなどの根菜類、牛乳やクリーム、バターといった乳製品が多用され、チーズを溶かして添える料理は、家庭でも祝いの席でも欠かせない存在です。ラクレットやフォンデュといった料理は、単なる食事ではなく、人々が集い、語らいながら楽しむ時間そのものとして、この土地の暮らしに根づいています。
また、フリブールは農産物と畜産物の質の高さでも知られ、ハーブや穀物、肉加工品も地域の味を形づくる重要な要素です。保存や熟成の技術が発達したことで、冬の長い季節を乗り越えるための食の知恵が、今も多くの料理に息づいています。
Accord Vin et Fromage - 基本のペアリング|まずはこの組み合わせから
ラクレット・カレ フリブール ハーブには、コクのある味わいとハーブの香りに寄り添ってくれる、バランスのよい白ワインがおすすめです。
ほどよい果実味と爽やかな酸が、チーズの濃厚さをやさしく整えてくれます。
とくに相性がよいのは、スイスやフランス産のシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン。
チーズのコクを引き立てながら、ハーブの香りを心地よく広げ、後味をすっきりと仕上げてくれます。
とろりと溶けたチーズとともに味わえば、香りと余韻が重なり、食卓のひとときがいっそう豊かな時間になります。
Selection|エルワンおすすめのペアリング
![]() |
ハーブの香りを邪魔せず、とろけたチーズのコクを軽やかにまとめる、冬向きの赤ワインペアリング。
|



